「何か質問はありますか?」

面接時に「何か質問はありますか?」と言われた際にどれくらいの質問を行なっていますか?どういう質問を行なっていますか?今回は特に新卒の方や若手の方に向けた記事になっています。

まず、前提として、企業は面接時に何を見ているのか?それは私たちの会社とマッチするかどうか?です。

一緒に働くイメージができるかどうかというのが前提としてあります。企業側のカルチャーとマッチするかどうか、これが一番重要になります。仮にスキルや経験値が豊富だとしても、自分たちの会社と合わない場合はミスマッチになり、長く勤めてもらえないのでお互いにとって悲劇です。私たちは面接時に多くの質問をさせて頂きます。それはカルチャーとマッチするかどうか、ここを判断しています。


逆にいうと、面接を受ける方にも多くの質問をして欲しいと思っています。時間いっぱい質問をして欲しいと思っています。仕事に関するものでも、些細なことでも遠慮なく質問をしてもらいたいと思っています。

質問を沢山頂ける方は「うちの会社に興味がある方だ」と面接担当者は思います、少なくとも弊社の場合はそう思います。

例えば、クラス替えではじめてクラスメイトになった同級生も、
最初は距離が遠くても、時を重ね、同じ時間を過ごしたり、コミュニケーションを取ることでお互いのことを知っていくことで友達にも親友にもなります。面接は短い時間ではありますが、お互いのことを知る貴重な機会です。


ただ、実際問題として質問を多くされる方は少数です。特に新卒の方や若手の方は質問数がだいぶん少ないイメージがあります。質問を行うことで相手の回答を引き出すのもスキルのひとつです。それはビジネスの世界でも同じことが言えます。デザインを作る際もお互いの認識を合わせる上でも、質問を行い齟齬がないように行うことがビジネスでは大事です。


例えばですが、面接時の質問として、以下のような質問など参考になれば幸いです。

・私たちが具体的に作ったものについての質問
・私たちのニュースについての質問
・入社後、どういった流れで進むのか?
・一日のスケジュールについて
・今まで一番、やりがいを感じた仕事について
・チーム体制や働いているメンバーについて
・ブランディングのやり方について
・私たち、企業側がどういった方を求めているか


質問を行う際に、ご自身の心配事を解決する質問も大事ですが、企業の方により興味を持ってもらう質問が大事です。個人的には、私たちが具体的に作ったものや、私たち企業が発信しているニュースについて質問をされると、普段から私たちの会社を気にかけてくれているんだなと好印象を持ちます。逆にいうなら、面接を受ける会社のニュース等はチェックをしておくことをおすすめします。

以上、面接時の質問についてでした。
ミスマッチを防ぐためにも、お互いに知ることが、大事です。
ただし、失礼のない質問で、常識ある範囲でお願いします。
ぜひ、面接を受ける際は企業担当者に色んな質問をぶつけてみてください。