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    レアゾンビジュアルコミュニケーションユニット所属、デザイナーの西村です。

    ちょうど入社して3ヶ月が経ちました。

    大学卒業後からずっ〜〜〜と事業会社を経験してきた私ですが、ビジュアルコミュニケーションユニット(略してビジュコミュ)は今までの事業会社とはまた違う個性があるなと思っています。

    今回はそんな私からみた、ビジュコミュの組織に関してお伝えしたいと思います。

    組織構成に関して


    レアゾンのデザイン組織構成は、ざっくりお伝えするとこんな感じです。(2025年5月現在)


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    ・レアゾンは各事業部署ごとにデザイナーが分かれて所属している(総勢100名ほど)

    ・ビジュコミュは特定の事業部署に所属しておらず、横串で色々な事業に関わる組織

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    なので、ビジュコミュはデザイナーとして携われることの幅がとても広い組織です。

    私も、既存事業のブランディングや新規事業のサービス設計など、色々なことに挑戦できる幅の広さに魅力を感じて入社を決めました。

    やりたいことを尊重する風土があるので、自分が挑戦したいことがあったり、力をつけたい方は手を挙げればチャンスがある組織だと思っています。(その分、やり遂げる気概は必要ですが)

    デザイン組織にディレクターやフロントエンジニアが一緒に所属しているので、思い描いたものを形にしていく工程ではコミュニケーションコストが比較的低いことも個人的に魅力です。


    今はほぼ全員がさまざまなプロジェクトに携わっていますが、組織の規模はどんどん大きくなっているので、今後は役割をより細分化していくかもしれません。

    会社の状況や組織規模によって柔軟に変容していく組織なので、そういった組織の変化を体感できるのもベンチャー企業ならではだな〜と思っています。

    ちなみに、レアゾンの組織構成に関しては、詳しくは以下の石原の記事にも記載があるのでご興味がおありの方はこちらもご覧ください。


    https://design.reazon.jp/behind_the_scenes/category/career/entry01/


    私が思う事業会社の特徴

    今まで2社ほどしか経験のない私ですが、事業会社で重視されやすい価値の比重は以下になりがちな気がしています。(知り合いのデザイナーからの意見も含む)

    良い悪いの話ではなく、あくまで完全な主観なので、異論がある方々もいらっしゃるかもしれないですが大目に見てください。



    会社として、チームとして、事業を前進させるための力になることを求められる分、(会社の経営状況に合わせて)自身の専門性だけに捉われず幅広い対応力を求められる印象です。

    万が一会社の経営状況が傾けば、デザイナーはデザインだけではなく違う分野の価値発揮が求められる、というのも少ない話ではないと思っています。そういった点も含め、ビジネスマンとしての汎用的なスキルの成長を目指すのであれば事業会社はおすすめです。

    実際、私自身が新卒の時に会社を選んだ基準は「デザインを軸としながらもビジネスとしての多角的なスキルが欲しい」だったので、その選択は間違いなかったと1◯年前の私に話してあげたいです。

    ビジュコミュの特徴もとい推しポイント

    さて、事業会社の特徴をもとに、ビジュコミュの特徴を私なりに考えてみました。

    評価される、という軸で語るには語弊がありそうなので割愛しますが、あくまでビジュコミュの特徴として「過去の事業会社とちょっと違うかも…」とポジティブに感じた意見になります。



    論理的な面ももちろん大事ですが、感覚的な部分のキャッチアップや創作力を大きく期待されることが多いかと思います。

    スピードだけでなく、きちんとユーザーさんに届くものを丁寧に作ろうよ、という考えが強くある組織という印象です。とはいえ、時にはスピードが必要なことも多々あるので、こういう場合こそ事業会社の特徴であるバランス力が必要になりますね。難しい。

    この背景には、制作会社出身の人間が多数在籍していることもおそらく理由の一つです。

    事業会社でありながら制作会社の精神が色濃く共存していることは、ビジュコミュの大きな特徴だと思っています。


    そしてそんなビジュコミュが、なんと事業会社と制作会社の生の声を拾って一緒に語り合うイベントを定期的に実施する予定です!(突然の宣伝)

    ご興味ある方はぜひご参加ください。行けないよって方でも大丈夫、第2回以降も予定してます!

    https://x.com/DEJAM2025

    私が思う今後の課題


    こういうところを強化していけると良いな、を生意気ながら考えてみました。


    ・事業会社における組織としての整備

    まだまだこれから大きくなる予定の組織です。よくある課題としてありきたりではありますが、デザイナーが業務を進める上での環境整備や新人を迎え入れる際の組織整理は、事業コミットを早めるためにもこれからもっと力を入れていくべきポイントだと思っています。(なんなら今絶賛取り組んでいます)

    もっと全員野球状態(おっさんビジネス用語と言われてるんですね、知らなかったです)で臨める組織を目指したいです。


    ・レアゾン内部における価値発揮

    レアゾンは非常にスピード感を求められる組織です。その中でスピードと品質のバランスをどうとっていくか、品質を担保できるデザイナーをどれだけ育成できるかも、今後のビジュコミュの在り方として無視できないところです。自分たちの信じる思想と事業のグロースに向けた考え方、その2つをバランスよく織り交ぜながら言語化し、事業のために並走していく能力はもっともっと私たちが輝けるポイントだと思っています。

    最後に

    特に、美術大学や専門学校でデザインを学んできた皆さんは、”こうありたいデザイナー像”が何かしらあった方が多いのではないでしょうか?

    その憧れたデザイナーとしての働き方や、能力が求められる環境が、ビジュコミュには少なからずあると個人的には思います。デザイナーとしてものづくりに向き合える環境は苦しくもあり私は楽しいです。

    目の前のユーザーさんを尊重して真摯に向き合っていく姿勢と、世界一を目指す企業として品質面で徹底的に貢献していく姿勢。

    その両方を、汗をかきながらもデザイナーとして体験したいよ、という方は、ぜひ一緒にお話しできると嬉しいです!