はじめに

After Effectsは、モーショングラフィックスやビジュアルエフェクトの制作に欠かせないツールです。しかし、デフォルト機能だけでは煩雑な操作が多く、効率が落ちてしまうことも。そんな時、プラグインが頼りになります。今回は、私が普段制作する上では欠かせない、3つのプラグインをご紹介します。(次回後半を紹介します)

1. FX Console

特徴と魅力

FX Consoleは、Video Copilotが提供する無料プラグインで、エフェクト適用のプロセスを劇的に簡素化します。

キーボードショートカットでアクセス:数秒でエフェクトを検索・適用可能。作業中の流れを中断せずに操作できます。

プリセット管理:よく使うエフェクトを登録しておけば、毎回検索する手間が省けます。特定のプロジェクトで頻出する設定を簡単に再利用可能。

スクリーンショット機能:作業中のビジュアルを簡単に保存し、比較やプレゼンに活用できます。チームとの共有もスムーズです。


2. KBar

特徴と魅力

KBarは、カスタムツールバーを作成できるプラグインです。

ワークフローの効率化:頻繁に使うスクリプトやコマンドをボタン化。クリック1つで実行可能なため、毎回の手動操作を劇的に減らせます。

カスタマイズ性:アイコンや色を自由に設定でき、自分だけのツールバーを作成できます。視覚的にわかりやすいインターフェースで、直感的な操作が可能。

スクリプト連携:After Effectsのスクリプトを一括管理できるため、業務の自動化がさらに進みます。複雑な処理もワンクリックで実行できる便利さが魅力です。

3. Motion Tools Pro

特徴と魅力

Motion Toolsは、キーフレームの調整やモーショングラフィックスの制作をスムーズにするプラグインです。

イージングの強化:ワンクリックで滑らかなアニメーション曲線を生成。初心者でもプロフェッショナルレベルの動きを簡単に実現可能です。

オートレイアウト:レイヤーの整列やスペース調整を効率的に行えます。複雑なレイアウトでも一貫性を保てるため、視覚的な品質が向上します。

その他の便利機能:アニメーションプリセットやキーフレーム操作の最適化ツールも充実。時間を大幅に節約しながら、完成度の高いアニメーションを制作できます。

まとめ

今回紹介した3つのプラグインは、それぞれ異なる側面からAeの操作を効率化し、制作のクオリティを高める一助となると思います。

FX Consoleでエフェクト適用を高速化。

KBarで作業環境をカスタマイズ。

Motion Toolsでアニメーションの精度と効率を向上。

他にも近しいプラグインはありますが、私は上記をずっと使っている為無くては困る相棒です笑

次回も、便利なプラグインを紹介予定です。お楽しみに!